時計は生活に深く根付いたプロダクトです。寝起きの朝でも、 さっと時間を読むことができる、そういったことがとても大切なことだと思います。 しかし数字を大きくするなどの直接的な工夫だけでは不十分です。 私たちは日常の時間の読み方に自然に馴染むように、造形・文字・配置などの細かな部分にまで 工夫を加えていきました。これが私たちの考える日常の時計です。 |
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白挽物
器の内側に白色の塗装をほどこすことで、外側に木の質感を残しつつも、
盛りつけた食品のおいしさを引き立たせます。洋食も和食も限定しない、 日常使いに馴染む、プレーンな色と形の挽物食器のシリーズです。 cup φ80×H80 dish φ150×H50 flat dish φ200×H20 |
HOLLOW STOOL
使い方を広げるやわらかな形
座面や足元に物を置くことができる、木製のスツールです。 木工の世界にも機械を使った三次元加工は多く見られるようになりました。 加工の自由度を活かして作られた一体感のあるやわらかな形状は、 複雑な印象を抑え、座ったり物を置いたりとフレキシブルな使い方を提供します。 新しい技術を取り入れ、人と物との関係性を模索し、 造形を作り出すことは、デザイナーの醍醐味でもあります。 W300 × D300 × H450mm |
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PAPER BOX CLOCK
立派すぎない良さ
紙で作った小さな箱型の時計です。 文字盤にフタをして、予定の時間だけをアラームで知らせてくれる、 そんな使い方もできます。紙のやさしい風合いをそなえた、 丁寧に使い続けていきたくなるような時計のあり方を目指しました。 W68mm × D42mm × H68mm |
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HORIZONT
物と空間を切り離す
まわりの空間を視覚的にさえぎり、対象物だけをすっきりとみせるためのスタンドです。 普段よく目にしている物でも、日常の空間から切り離し、改めて見直してみる事で、 新しい見方ができるのではないかと考えました。対象物だけが浮き彫りになる事で、 対象物の新しい側面を発見できるかもしれません。 W210mm × D180mm × H225mm |
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SEN
生活の細部を整える
つぎめの無い1 本のフレームでできたハンガーです。 フックの部分を二重にすることで、ポールとの関係が安定して、 衣類をすっきりと並べて掛ける事ができるようになりました。 生活の細部を整えることは、少しずつ生活を良くする力をもっていると思います。 W410mm × D23mm × H218mm |
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WOOD CIRCLE
日用品の置場所
財布や携帯電話など、毎日持ち歩く物を置くための木製のトレイです。 毎日持ち歩く物は良い物を、と考える人は多いと思いますが、 そんな風に毎日持ち歩く物を置く場所も、良い物であったら良いなと思いました。 木肌にモノを置く心地良さと、使う度に味わいが出てくる木の特性は、 日用品の置き場に相応しいと思いました。 φ170 × 39mm φ130 × 33mm φ90 × 27mm |
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RE-LIGHT
新しい形を作らない 電球の形をしたキャンドルシェードです。 電球のように長い年月が経ても風化せずに存在するプロダクトには、 多くの人が共感できる美しさが備わっていると思います。 誰もが知っている電球の形の美しさを、そのまま残していきたいと思いました。 Design with Kou Momoko Factory by fresco
φ110mm × H145mm |